千里市民センター

nao道

2012年06月20日 08:10


千里南地区センタービルと千里市民センターは千里ニュータウンの開発に合わせて完成した阪急南千里駅前の公共・商業施設、吹田市の派出署や銀行、郵便局、図書館、プラネタリウムなどが入居する千里ニュータウン南地区の中心的施設として市民に親しまれてきました。

よく見ると屋上にドーム型の部分に気付きます。


土・日曜日にプラネタリウムが投映される千里市民センターのプラネタリウム館は、周辺環境からの微妙な振動に絶える設計、また図書館は、大きな荷重にも耐えることができる設計でなければならないため、通常の2倍の荷重を想定して設計したと言われています。


千里市民センターと千里南地区センタービルを繋ぐ共有部分も両ビル同様、「モダニズムの巨匠」村野藤吾によるもので、いかにもモダニズム建築らしい美しい空間となっています。



大阪府吹田市津雲台1-1-D2
設計:村野藤吾/村野・森建築事務所
竣工:昭和51年(1976)
施工:奥村組
構造:地上2階・地下1階、RC造



村野藤吾の千里南地区センタービルについては、前のページも御覧ください。4946です!


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