中之島の彫像-あなたの名前は何ですか?
今日も寒いですね。それにもかかわらず如何にも寒そうな格好(裸やからね)の女性のブロンズ像が、中之島公園の「みおつくしプロムナード」から堂島川沿いに一段低くなった公園に細く美しくそびえ立っています。
しかし、この作品の正式名称(題名)を知っている人は意外に少ないのではないでしょうか?(僕も全く知りませんでした)
この「緑の賛歌」と題するブロンズ像は彫刻家・本郷新の製作で、大正11年(1922)に鉄鋼専門問屋として現在の西区に誕生した現・浅井産業の創業者・浅井鉞次郎が、昭和48年(1973)に大阪市に寄贈したものです。浅井産業は、平成21年(2009)から東京に本社を移しています。
緑の賛歌
この彫像「緑の賛歌」は兵庫県川西市の浅井鉞次郎氏が、緑豊かな文化の香り高い街づくりを進めている大阪市の緑化運動に協力して寄付されたものです。
ご芳志に深く感謝し、市民の皆さんと喜びをともにしたいと思います。
昭和四十八年四月
彫像の台座に上のように記されていました。
最後にこの像がある場所を付け加えて説明をするならば、みおつくしプロムナードとは大阪市役所、中之島図書館の南側を淀屋橋北詰から栴檀木橋北詰の中央公会堂にかけて敷かれた遊歩道のことです。下の地図の「より大きな地図」を㋗してみて下さい。
より大きな地図で みおつくしプロムナード を表示
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