2013年08月15日
松尾芭蕉の句碑-太融寺
しら菊の 目に立て見る 塵もなし 翁
大阪・梅田の名刹、太融寺の本堂の脇に静かに芭蕉の句碑が佇んでいます。
碑背の銘に「天保14年百五十回忌…建之」とあります。読み取れる部分からは、没後50年を記念して門下の方がこの石碑を建立したことがうかがわれます。松尾芭蕉は元禄7年(1694)10月12日に亡くなっていますので、天保14年は150回忌の年と合致します。
松尾芭蕉が元禄7年に大坂の女流門弟の斯波園女((しばそのそのめ)の招きをうけ、その自宅である北浜で詠んだ句とされています。亡くなったその年に詠んだ句とも言えます。
大きな地図で見る
Posted by nao道 at 11:11│Comments(0)
│古今芸能・文学