2013年08月16日
広田富三郎殉職碑
広田富三郎殉職碑
「明治二十七年五月六日、大阪郵便電信局の広田富三郎さんは風雨を冒して電報配達の途中、大江橋の中央まで走ってきたとき人力車が激突してのどを突かれ、電報を固く握ったまま職に殉ぜられました。ときに年十八でした。
当時の人々によって その顕彰碑が建てられましたが、第二次世界大戦の際破損しました。
広田さんのあとを継ぐ私たちは、大方のご協力のもとここにその碑を再建しました。
そして長く先人の心を心とし、交通地獄の中を走る私たちの守り神ともするものであります。
昭和三十三年春彼岸 大阪中央電報局配達課一同
通信の発展はものすごい勢いです。しかし、この碑のメッセージを忘れてはいけませんね。
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Posted by nao道 at 13:06│Comments(0)
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