国宝 桜井神社拝殿
国宝 櫻井神社拝殿
この拝殿は神社の祭礼を行う建物で、建立は鎌倉前期と推定されている。
中央間を土間の通路とした割拝殿で、架構方法は二重虹梁蟇股といわれる奈良時代以来の伝統的な形式となっている。装飾的な要素をひかえた明快な建物で、各部に鎌倉時代の特色をよく示している。大正6年国の特別保護建造物に指定され昭和三年解体修理が行われ、同28年文化財保護法に基づき国宝に指定された。その後同53年屋根吹替等保存修理を行う。
神社拝殿最古の遺構として貴重な建物である。大阪府教育委員会
櫻井神社
御祭神は、仲衰天皇・応神天皇・神功皇后で、上神谷(にわだに)八幡宮とも称せられています。
当社は、延喜式内社(えんぎしきないしゃ)で、古くから公武の崇敬がありました。天正5年(1577)織田信長の根来攻めの兵火にあい、社頭は一時荒廃しますが、江戸時代に神門、鐘楼、宝蔵等が再建されました。拝殿は、鎌倉時代の建築で、古い様式の架構である二重虹梁蟇股(にじゅうこうりょうかえるまた)がみられ、創建当時の姿をとどめています。内部は、中央に「馬通(めどう)」と呼ばれる通路を持つ割拝殿形式の建物で、市内では唯一の国宝に指定されています。
毎年10月第1日曜の秋祭に奉納される「上神谷のこおどり」は、中世の風流踊りの影響がうかがえる神事舞踏であり、国選択・大阪指定無形民族文化財に指定されています。
また、鎌倉時代の神像と応永19年(1412)の銘を持つ石灯籠は、大阪府の有形文化財に指定されています。
上記は、境内の案内板の説明文に読点・句読点をふって読みやすくしたものです。
すでにお気付きかも知れませんが、この神社には鳥居がなく、寺院だったら山門であるべきところに神門と呼ばれる境内への入口があります。
これが、二重虹梁蟇股(にじゅうこうりょうかえるまた)です。
拝殿の中から遥拝殿、本殿を拝んでみました。
御本殿はわずかに見えるだけでした。
神社というのはたいていソーいうもんです。
堺・泉北ニュータウンの住宅街を抜けると景色が一変し、秋の美しい牧歌的な農村が出現します。その中心に鎮座する櫻井神社の森が画像中心に見えます。神社の森の手前に妙見川が流れ、手前の橋の名は「宮橋」といいます。
今回は大阪に数少ない国宝建造物が、堺市に鎮座する櫻井神社の拝殿であることを知り見学に行ってきました。
泉北高速「泉ケ丘」駅で下車してからかなり歩きますのでバスを利用してもよかったかなと後に思いました。
泉北高速「泉ケ丘駅」下車、南海バス23系統「畑」行き「桜井神社前」下車すぐです。
下の地図を「大きな地図」で見て、ぜひ一度、大阪には5つしかない「国宝」を拝んでみて下さい。
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