大江橋

nao道

2013年06月05日 17:07


大阪市庁舎北側を流れる堂島川に架かる橋で、元禄年間、堂島の開発に伴って新しく架けられた堂島川五橋(大江橋・渡辺橋・田蓑橋・堀江橋・船津橋)の一つです。この五橋は、元禄五橋ともいわれ古い歴史をもっています。
橋名は、大伴家持の歌「玉藻刈る 大江の浦の 浦風に つつじの花は 散りぬべらなり」に詠まれた地名に由来しています。



大江橋から大阪駅までがほぼ直線で結ばれたのは明治35年(1902)に梅田新道が開通したときのことで、明治43年(1910)、市電の開通に合わせて鉄橋となりました。
現在の大江橋は、大阪市第一次都市計画事業の御堂筋拡幅工事に伴って架け替ええられたものです。
大江橋と淀屋橋の設計に当たって、橋梁設計の分野では珍しいデザインの一般公募が行われました。
鉄筋コンクリート造りのアーチ橋ながら、「パリのセーヌ川を参考に景観に配慮したデザインは、一部補修された以外は懸架された当時のままで、市の第1次都市計画事業の目指す所を現代に伝えている。」このことが特に評価され、平成10年(2008)には「大江橋及び淀屋橋」として、コンクリートの橋としては珍しく国の重要文化財に指定されました。



竣工後の改修としては、高欄の格子が戦時中の金属供出により取り払われ、木製のものになっていたものが、これは昭和62年(1987)に青銅製にもどされました。また船舶航行の際の床面保護の目的で、平成11年(1999)に大江橋、また翌年淀屋橋について、床版補強工事としてアーチ部下面に鋼板接着が行われました。


大江橋について僕なりにまとめてみました。
淀屋橋と重複するところが多いので簡単にしました。詳しくは以前に書いた「淀屋橋」の記事をコチラからドーゾ!
それと今回は、昭和初期の大江橋と大阪市庁舎の画像を二つ入れてみました。ドーでしょうか?

橋長81.5m
幅員37.0m
形式:アーチ橋
完成:昭和5年(1930)



工事中の御堂筋の画像です。
手前が淀屋橋、古い市庁舎を挟んで奥が大江橋です。
まだまだ「中之島に架かる橋特集」は続きます。


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