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2011年01月24日

大阪市立空堀中学校

大阪市立空堀中学校
プリンセス・トヨトミ(万城目学/文藝春秋)、小説の中で真田大輔や橋場茶子が通う大阪市立空堀中学校を探してみました。
小説はあくまでフィクションだというコトは十分承知しているつもりですが…どこが舞台なんやろ?って思うでシカシ!

まあ順当にいけば、大阪市立上町中学校ですか…第一章65ページに描写された学校はこんな感じです。

茶子と大輔が通う大阪市立空堀中学校は、空堀商店街の坂を上り、谷町筋を越え、さらに続くアーケードが途切れた先にある。グラウンドの向こうにそびえる、白色と黄土色が左右からせめぎ合う建物がそれだ。創立当時からの古い校舎と、最近になって建て直された校舎が、無理矢理真ん中で接ぎ合わされているため、極めてアンバランスな外観となっている。茶子などはその姿に毎朝、紙ケースから飛び出す巨大な消しゴムを思い浮かべてしまう。
-第一章p65より
確かに新しい校門でした。新しい校舎がキレイでした。消しゴムとは思えなかったけど。

大阪市立空堀中学校
もう一つ、これは私の勝手な推測ですけど…上記、小説の本文中に「さらに続くアーケードが途切れた先」とありますが、その先を右の坂道を下ると上町中学校に辿り着きます。
しかし、そのまま坂を下らずに真っすぐに15mほど歩くと空堀桃谷公園が現れます。この公園の向かいには、小説の終章の挿絵のモデルとなったお好み焼き・匠さんがあります。劇中では「太閤」として出てきます。それについては今度書きます。

大阪市立空堀中学校
この公園は、平成3年に閉校した桃谷小学校の跡地なんですよ。
なので公園の入口が昔の校門だとして、この学校跡地を空堀中学校として、作者が想像して創り上げたのではないかと…深ヨミしすぎか?第一章101ページには、このような記述があります。

谷町筋にかかる横断歩道を前に、旭と鳥居が立っている。校門を出て右手に進むと、校長の言葉どおり、商店街のアーケードが二人を出迎えた。いったん、谷町筋まで続く短いアーケードを進む間、鳥居は松平から手渡された書類に目を通していた。
-第一章p101より
ドーでしょうか?学校出てスグ右手に進むとドーですか?一理あるとは思いませんか?考え過ぎですね…失礼しました。
上町中学校の校門を出てからも右手になるんですよね。坂を上って少し左に行くとアーケードです。
ちなみに、この中学校前の坂道は熊野街道なんですよ。歴史ある街道です。
もう疲れました。ドーでもEのかもしれません。フィクションですから・・・あくまで。チョキ
映画のロケは何処でやったんでしょうか?東京のセットか?

上町中学校と旧桃谷小学校の位置関係、ならびにアクセス(谷町六丁目駅)を下の地図でドーゾ!


より大きな地図で 大阪市立空堀中学校 を表示



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