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大阪市立空堀中学校の生徒たち

１．真田大輔(さなだだいすけ)
中学2年生。小学生の頃から女性になることに憧れ、男物の服装でいることに抵抗を示していた。セーラー服姿で登校したことをきっかけにいじめられるが、頑として制服を着ることを拒む。しかし肥満体質でセーラー服姿は似合わない、「ブサイク」とさえ言われている。

２．橋場茶子(はしばちゃこ)
中学2年生。幼い頃に両親を亡くし、自身を引き取ったおばと大輔の両親によって家族同然に育てられた。大輔に特別な感情を抱き、いじめられていた大輔をいつも助けていた。

３．蜂須賀勝(はちすかまさる)
中学3年。父は暴力団の組長。虚実入り混じった武勇伝を持ち、大輔を執拗にいじめる。

４．島猛司(しまたけし)
中学2年生。2年前に父親を亡くした。実家がジャコを売っていることから、「ジャコ屋」と茶子に呼ばれている。体が大きい。大輔と親密な仲ではないものの、よき理解者となっていく。

５．木村(きむら)
中学2年生。茶子のクラスメート。

６．木村兄(きむらあに)
中学3年生。蜂須賀勝といつもつるんでいる。

７．後藤(ごとう)
大輔の担任。生徒には評判の悪い教師であるが、何かと大輔を気にかける。


真田家の人々

１．真田幸一(さなだこういち)
大輔の父。お好み焼き屋「太閤」主人。広島カープ・前田智徳の大ファン。大阪国総理大臣。

２．真田竹子(さなだたけこ)
大輔の母。

社団法人OJOの面々

１．長宗我部(ちょうそかべ)
普段は小学校で社会科の教師を務めている。松平が大阪国を訪問する際に議事堂までの案内と書記を担当。

２．石田(いしだ)
普段は大学で法律を教えている。小太り。

３．片桐(かたぎり)
普段は公認会計士の仕事をしている。やせ過ぎ。

空堀商店街

１．浅野（あさの）
空堀商店街で和菓子屋を営んでいるが、松平の大阪国訪問に際し、長浜ビルにて門番を担当。幸一を幼いころから知っている長老。


大阪国の男たち

１．前田玄二郎(まえだげんじろう)
44歳。本町に本社を置く中小電気機器メーカーの中間管理職を務める。

２．加藤清志(かとうきよし)
62歳。露天商。毎日欠かさず天王寺の歩道橋から通天閣の天気予報をみる習慣がある。

３．福島正やん(ふくしままさやん)
露天商。四天王寺の参道で縁起物のひょうたんを売っている。

４．大谷直也(おおたになおや)
21歳。梅田の専門学校に通っている。

５．南場雄三(なんばゆうぞう)
34歳。大阪女学館高等学校の体育教師。剣道部顧問。

６．長柄(ながつか)
大阪女学館高等学校で教頭を務める。

７．豊崎(とよさき)
同、学年主任。

８．竹中丁兵衛(たけなかちょうべえ)
85歳。4年に一度、長浜ビルにて役目を授かる。

９．黒田孝一(くろだこういち)
85歳。腎臓を患い、外出の際には車イスが欠かせない。

１０．速水久繁(はやみひさしげ)
68歳。大正区在住。西成区にあるスーパー銭湯の嘱託職員。

大阪府警本部

１．宇喜多(うきた)
大阪府警刑事。大輔たちの面倒を見ることになる。人相が悪い。

２．増田(ました)
府警内医務室の医師。

その他の面々

１．千野(ちの)
普段は弁護士である。大阪国が「立ち上がった」後に事態の確認と収拾を図るべく松平に質問を投げる。

２．初子(はつこ)
茶子のおば。宗右衛門町のスナックで働いている。

３．蜂須賀組組長(はちすかぐみくみちょう)
勝の父。ヤ○ザの親分。物語後半で息子を連れて大輔たちにワビを入れる。
名前が明確でない登場人物は載せていませんので4946。府警の課長とか議事堂の車イスのおじいちゃんとかは省きました。映画では俳優さんが演じているということは薄々わかっていますが、まだ観ていないので…小説の中で動く人物だけを集めてみました。

いよいよ明日、全国東宝系で公開される「プリンセス トヨトミ」映画が楽しみです。

台風が吹き荒れても観に行こう!

原作:万城目学「プリンセス・トヨトミ」(文藝春秋)
監督:鈴木雅之
キャスト:
鳥居-綾瀬はるか
旭ゲーンズブール-岡田将生
松平元-堤真一
真田幸一-中井貴一
真田竹子-和久井映見
真田大輔-森永悠希
橋場茶子-沢木ルカ
公式サイト: http://www.princess-toyotomi.com/

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