2011年08月30日
松尾芭蕉の句碑-大阪天満宮
行年や 薬に見たき 梅の花 芭蕉翁
-松尾芭蕉五十一歳の作
万延元年(一八六〇)に馬田江門人の暘谷・梅園 建立
万延元年(一八六〇)に馬田江門人の暘谷・梅園 建立
元禄7年(1694)、芭蕉51歳の作とされるこの句は、彼の最晩年のものと云われています。この年は、芭蕉が大坂御堂筋(現・大阪市中央区久太郎町4丁目付近)の旅宿・花屋仁左衛門方で「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」最期の句を残して亡くなった年にあたるからです。
「年の瀬か(私も老いたな)…また春に、見るだけで薬になる梅花を見たいものだ。」という意味合いなのかドーかはトーシローなのでよく解りませんが、だいたいそんな感じでしょう。
この句碑は大阪天満宮境内の西側、「菅家廊下」中央入口の傍に建っています。
以前書いた天神さんの境内にある芭蕉・宗因の句碑についてはコチラからドーゾ。
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Posted by nao道 at 21:56│Comments(0)
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