2012年03月06日
小野小町の歌碑-玉造稲荷神社
湊入りの 玉つくり江に
こぐ舟の 音こそたてね 君を恋ふれど
小野小町「新勅撰集」
新勅撰和歌集は、後堀河天皇の下命を受けた藤原定家が単独で撰し、文暦2年(1235)に完成し奏上したとされています。
それにしても昔の大阪、難波(なにわ)のコトを詠んだ歌には、「江」「津」「浪(波)」「船」「芦」「澪」など海や川を連想させる「ことば」がよく登場します。
和歌のヘンなところに感心してしまって申し訳ありません。申し訳ないついでに以前書いた「上町台地は坂だらけ」という記事をコチラからドーゾ!
2番目の画像は、「小町塚」という阿倍野区(玉造稲荷神社の鎮座する天王寺区と同じく上町台地)にある小野小町に関係があるとされる石碑です。
この石碑については、コチラから4946です。
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Posted by nao道 at 23:05│Comments(0)
│古今芸能・文学