2012年03月07日
近松門左衛門の文学碑-玉造稲荷神社
仰向く顔に当る日を
神かざしの玉造
稲荷の宮居ここもまた
伊勢の内外の内平野町
「ひじりめん卯月の紅葉」より
あつき日に貫く汗の玉造
稲荷の宮に迷ふとの
闇は理(ことわり)御仏も
衆生のための親なれば
「曽根崎心中」より
近松門左衛門
玉造稲荷神社が江戸時代、西国からのお伊勢参りの出発点とされ、多くの参拝者で賑っていた当時の情景が描かれた近松による浄瑠璃の一節です。
この石碑自体は、そんなに古いものではないようです(裏側を撮ればよかった)。キレーでした。
Posted by nao道 at 12:12│Comments(0)
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