2014年04月02日
文楽の三味線

今回は三味線(三味線と三味線を弾く人)について書いてみます。

三味線
文楽の三味線は太夫の語りと一体となって義太夫節の情を表現します。
一般に三味線は細棹、中棹、太棹の3種類にわけられ、文楽で使う太棹三味線が一番重く、駒やバチ(撥)も大きくつくられています。その重厚な太い音色が、人間性の本質に迫る義太夫節に適しており、音一つのうちにも、背景や心情などを描き出す事のできる表現力を秘めているのです。
文楽入門/国立文楽劇場発行の小冊子より

現役の人間国宝は鶴澤寛治と鶴澤清治の二人です。


Posted by nao道 at 22:51│Comments(0)
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