2015年02月09日
吉田玉女、二代目吉田玉男襲名
初代玉男が磨きをかけ得意とした熊谷次郎直実を二代玉男が大阪の本公演では初めて遣う注目の公演になります。
今後は師匠がどんな役でも醸し出していた色気を出せるよう、また少しでも幅広い役を手掛け、これまで経験のある役であっても、新しい玉男の舞台は変わったねとお客様に言っていただけるよう、精一杯力を尽くしたいと思います。私も60を過ぎましたが、これからが勝負だと考えていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。」
大阪・国立文楽劇場の鏡開きの挨拶に立った玉女は、そんなことを語っていました。
玉女の同期には桐竹勘十郎と吉田和がいて、持ち味は違うが、芸に脂がのりきった三人が今後の文楽を牽引していくでしょう。

Posted by nao道 at 11:26│Comments(0)
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