2011年05月22日
環状線の南西部
そこで、大阪市と鉄道省は協議を重ね、関西本線の今宮駅から分岐して大阪港に通じる貨物線(大阪臨港線)を計画し、昭和3年(1928)に完成しました。この貨物線は今宮駅から北西方向(上図の黒ライン)に進み、木津川、尻無川を渡り大阪港に至る路線です。
大阪臨港線は、「浪速貨物線」ともよばれ、後には関西本線の貨物線に編入されました。また大阪臨港線は単線で開業しましたが、複線化を前提に建設されたため、大阪環状線建設の際には大いに役立ちました。
この貨物線の開業により、現在の大阪環状線を構成する区間の約90%に線路が敷設されたことになりましたが、大阪環状線が完成するまでには、そこから更に30年余りの歳月を要することになります。
大阪臨港線(浪速貨物線)
この貨物線の開業により、現在の大阪環状線を構成する区間の約90%に線路が敷設されたことになりましたが、大阪環状線が完成するまでには、そこから更に30年余りの歳月を要することになります。
大阪臨港線(浪速貨物線)
1928年(昭和3年)12月1日:関西本線貨物支線として、今宮駅-浪速駅-大阪港駅間(5.2マイル、8.37 km)が開業。浪速駅・大阪港駅開業。
1930年(昭和5年)4月1日:メートル法施行に伴い、キロ程を5.2 マイルから8.3 kmに変更。
1956年(昭和31年)3月15日:浪速駅-大阪東港駅間(3.0 km)が開業。大阪東港駅開業。
1961年(昭和36年)4月25日:今宮-西九条間の大阪環状線としての営業開始。この区間に大正駅・境川信号場・弁天町駅を開設。貨物支線と大阪環状線旅客線の分岐点は境川信号場となる。貨物支線の起点を今宮駅から大正駅に変更(-1.8 km)し、大正駅-浪速駅-大阪港駅間(6.5 km)、浪速駅-大阪東港駅間(3.0km)を大阪環状線に編入。
1984年(昭和59年)2月1日:浪速駅-大阪港駅間(3.4 km)、浪速-大阪東港間(3.0 km)廃止。大阪港駅・大阪東港駅が廃止され、浪速駅の側線扱いとなる
1986年(昭和61年)11月1日:大阪港駅・大阪東港駅の側線扱いを廃止
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により日本貨物鉄道が継承し、境川信号場-浪速間の第一種鉄道事業者になる。貨物支線の起点を大正駅から境川信号場に変更(-0.8 km)
2004年(平成16年)11月9日:境川信号場-浪速駅間の運行を休止
2006年(平成18年)4月1日:境川信号場-浪速駅間(2.3 km)廃止。日本貨物鉄道の第二種鉄道事業(新今宮駅-境川信号場間3.8km)廃止。浪速駅廃止
2007年(平成19年)5月20日:境川信号場廃止
今日までは、後に環状線を構成する各線を個別に綴りましたが、いよいよ明日の記事で丸く繋げてしまいましょう。4964です。
1930年(昭和5年)4月1日:メートル法施行に伴い、キロ程を5.2 マイルから8.3 kmに変更。
1956年(昭和31年)3月15日:浪速駅-大阪東港駅間(3.0 km)が開業。大阪東港駅開業。
1961年(昭和36年)4月25日:今宮-西九条間の大阪環状線としての営業開始。この区間に大正駅・境川信号場・弁天町駅を開設。貨物支線と大阪環状線旅客線の分岐点は境川信号場となる。貨物支線の起点を今宮駅から大正駅に変更(-1.8 km)し、大正駅-浪速駅-大阪港駅間(6.5 km)、浪速駅-大阪東港駅間(3.0km)を大阪環状線に編入。
1984年(昭和59年)2月1日:浪速駅-大阪港駅間(3.4 km)、浪速-大阪東港間(3.0 km)廃止。大阪港駅・大阪東港駅が廃止され、浪速駅の側線扱いとなる
1986年(昭和61年)11月1日:大阪港駅・大阪東港駅の側線扱いを廃止
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により日本貨物鉄道が継承し、境川信号場-浪速間の第一種鉄道事業者になる。貨物支線の起点を大正駅から境川信号場に変更(-0.8 km)
2004年(平成16年)11月9日:境川信号場-浪速駅間の運行を休止
2006年(平成18年)4月1日:境川信号場-浪速駅間(2.3 km)廃止。日本貨物鉄道の第二種鉄道事業(新今宮駅-境川信号場間3.8km)廃止。浪速駅廃止
2007年(平成19年)5月20日:境川信号場廃止
-年表:Wikipediaより
今日までは、後に環状線を構成する各線を個別に綴りましたが、いよいよ明日の記事で丸く繋げてしまいましょう。4964です。

Posted by nao道 at 23:36│Comments(3)
│傾向と対策
この記事へのコメント
貨物線の廃線跡はいまのうちに行っておいたほうが良いですね。(廃墟の好きモノが多いです!)
試験が終わったら行きたいです。
先日、本棚から何か呼んでいるモノに気がつきました。それは「日本の近代」の11巻「企業家たちの挑戦」でした。大阪の教科書を執筆されている宮本又郎先生の著作でした。
「教科書」はこれのサマリーみたいな感じです。でも今から読むと混乱するかな?
試験が終わったら行きたいです。
先日、本棚から何か呼んでいるモノに気がつきました。それは「日本の近代」の11巻「企業家たちの挑戦」でした。大阪の教科書を執筆されている宮本又郎先生の著作でした。
「教科書」はこれのサマリーみたいな感じです。でも今から読むと混乱するかな?
Posted by ダラカニ at 2011年05月23日 20:30
ダラカニさん江
宮本又郎氏…経済学者というイメージですね。読んだことがないです。関学の先生なんですよね。
「又次」氏のほうは史家という色が濃いのですけど。
「大阪の教科書」は大阪のサマリーという感じで編集されている本だと思います。
専門分野を追うには全然物足りないけど、あまり知識のない分野では「ヘー、そうやったんや!」という個所も結構あったりします。
ダラカニさんが「今から読むと混乱するかな?」とおっしゃるのは、よく分かります。
もう少し興味がある分野を掘り下げたい(やりたいことをやりたい)気持ちと、大阪検定が近いので「合格のために必要な読書(教科書など)」をしなければという思いの狭間で…たぶん教科書より詳しいし知識欲が湧いてくるけど、逆に教科書から逸脱してしまいそうになるし、時間ももったいないと思う…わかります。その気持ち。
拙ブログの「鉄道」もホンマは検定のテーマでなければ、私はきっと書いていないでしょう。本当に興味がある「旧町名」とか「古地図」を調べたいんですが…大阪検定が近すぎますので…ネ!
宮本又郎氏…経済学者というイメージですね。読んだことがないです。関学の先生なんですよね。
「又次」氏のほうは史家という色が濃いのですけど。
「大阪の教科書」は大阪のサマリーという感じで編集されている本だと思います。
専門分野を追うには全然物足りないけど、あまり知識のない分野では「ヘー、そうやったんや!」という個所も結構あったりします。
ダラカニさんが「今から読むと混乱するかな?」とおっしゃるのは、よく分かります。
もう少し興味がある分野を掘り下げたい(やりたいことをやりたい)気持ちと、大阪検定が近いので「合格のために必要な読書(教科書など)」をしなければという思いの狭間で…たぶん教科書より詳しいし知識欲が湧いてくるけど、逆に教科書から逸脱してしまいそうになるし、時間ももったいないと思う…わかります。その気持ち。
拙ブログの「鉄道」もホンマは検定のテーマでなければ、私はきっと書いていないでしょう。本当に興味がある「旧町名」とか「古地図」を調べたいんですが…大阪検定が近すぎますので…ネ!
Posted by nao道
at 2011年05月24日 00:09

旧町名・・・・
魅力があります!
旧だけではなく、旧旧とか旧旧旧とかありますね。その途中で合併、消滅とか色んな楽しみ方があります。
その経過を記載した大阪市発行の図書(タイトルのみ)を見つけています。でも貸出禁止です。中央の3階のアノ席でしか見れません。試験が終わったらnaoさんと奪い合いになるでしょう。
古地図も何枚か持っています。結構な出費でした。
うん!試験が終わるまではね。結果はどうあろうとです!
魅力があります!
旧だけではなく、旧旧とか旧旧旧とかありますね。その途中で合併、消滅とか色んな楽しみ方があります。
その経過を記載した大阪市発行の図書(タイトルのみ)を見つけています。でも貸出禁止です。中央の3階のアノ席でしか見れません。試験が終わったらnaoさんと奪い合いになるでしょう。
古地図も何枚か持っています。結構な出費でした。
うん!試験が終わるまではね。結果はどうあろうとです!
Posted by ダラカニ at 2011年05月24日 22:17