2012年05月17日
大大阪時代の話をしよう
天下の台所と称された近世以来の豊かな経済地盤を活かし、商業・紡績・鉄鋼などあらゆる産業が栄えた大阪は、第一次世界大戦による好景気を背景にさらに飛躍し、産業・文化・芸術の中心として近代建築が建ち並び、華やかで活気にあふれた経済的黄金時代を迎え、この時代を「大大阪時代」と言います。

またこの時代の象徴的な事業として、大阪城天守閣の再建があります。
大阪市歌 作詞:堀沢周安 作曲:中田章
1.高津の宮の昔より
よよの栄を重ねきて
民のかまどにたつ煙
にぎわいまさる 大阪市
にぎわいまさる 大阪市
2.なにわの春の朝ぼらけ
生気ちまたにみなぎりて
物みな動くなりわいの
力ぞ強き 大阪市
力ぞ強き 大阪市
3.東洋一の商工地
咲くやこの花さきがけて
よもに香りを送るべき
務ぞ重き 大阪市
務ぞ重き 大阪市
この歌詞は公募作品の中から森鴎外、幸田露伴らの審査を経て選出されたもので、賞金はなんと500円でした。
書き間違えではありません…500円です。

次回からはその時代に建てられた建築物を御紹介してまいります。
4946です。

Posted by nao道 at 22:43│Comments(0)
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