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2012年08月26日

天神ノ森天満宮

天神ノ森天満宮

天満宮由緒略記

一名
「天神森天満宮」「天下茶屋天満宮」「子安天満宮」「紹鴎森天満宮」

御祭神
管原道真公 贈大政大臣正一位・天満大自在威徳天神

「末社」
天照皇大神
猿田彦命
倉稲魂大神(稲荷大明神)

「祠」
白雪龍神・白髪龍王大神・白龍大明神

御鎮座
大阪市西成区岸里東2丁目3番19
応永年鑑間(一三九四-一四二八)に京都北野天満宮の御分霊を奉斎した。

御神徳
御祭神菅原道真公は、学者・政治家として大きな業績を残され、特に学芸をよくしたことから、文字や詩歌・学問の神として広く崇敬されている。
また当社は子安天満宮として、古くより安産祈祷を受ける人が多い。

由緒
道真公が筑紫へ左遷されたおり、住吉明神へ参拝の途中この地に休息され、その後、祠が建立され、応永年間に京都北野天満宮の御分霊を奉斎した。
現在の本殿は元禄十五年(1702)七月に建設されたものである。

「子安石」
当社にまつられている「子安石」は古くより安産の神として、多くの人々に信仰されている。
豊富秀吉も淀君懐妊のとき参詣し、安産を祈祷され、安らかに秀頼公の出産をみられた。

「紹鴎森」
樹齢六百年を越えるくすの木(大阪市保存樹林指定)の森は「天神の森」とよばれ、茶道中興の祖、武野紹鴎(千利休の師)がこの森の一隅に茶室を作り、風月を友として暮らしたので「紹鴎森」とも呼ばれた。
秀吉公が堺政所に往来の途中、天満宮西側の茶店で休息。
この付近の風景を賞したことから、この地を殿下の茶店-天下茶屋と称することになり、当社も「天下茶屋天満宮」と呼ばれることになった。
-現地案内板より

天神ノ森天満宮
神社西側の鳥居の脇には、江戸時代に備前の林源次郎が、南の住吉街道沿いにあった「出口橋」(別名「くやし橋」、「残念橋」)で父と兄の仇である当麻三郎衛門を討って本懐を遂げたという仇討ちの供養塔が、道ロ拡張に伴い境内に移設され祀られています。

天神ノ森天満宮
比較的新しく合祀された末社が整然と並んでいます。

天神ノ森天満宮
楠の大木の根元に子安石がどっしりと据えられています。

天神ノ森天満宮
「天神の森」「紹鴎の森」と言われた頃に比べると森の範囲はかなり狭くなったのでしょう。それでも西成の住宅街にあって珍しい緑が決して広くない境内に充満しています。
この日の大阪の最高気温は33℃とされていましたが、この神社境内の気温はそれよりかなり低く感じられました。

天神ノ森天満宮
市の保存樹に指定された大きな楠の木が狭い境内に林立しています。

天神ノ森天満宮
この神社の鳥居に掲げられた正式な名称は「天満宮」ですが、上記のように様々な呼び名が付けられています。
しかし、管原道真を祀っていて梅鉢を神紋にしていれば、さらに「牛」が鎮座しているとなれば、その神社は大阪(関西)では「○○天神」「○○天満宮」に決まっています。地名や御利益からとる場合もありますが、その他の様々な特徴によって呼び名が変わります。
ちなみにこの記事のタイトルは、現在の西成区の町名「天神ノ森」からとりました。一般的だと思います。

天神ノ森天満宮
まだまだ暑い日が続きますね。暑い夏には近くの神社に行くというのも一つのエコ&吉ではないでしょうか。そしてお参りをすると…もちろん吉ということでしょう。Tシャツ


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タグ :西成区

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Posted by nao道 at 08:08│Comments(0)神社・仏閣
 
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