2014年06月21日
重工業の発展を支えた人たち
鋳鉄管と産業機械の技術革新に情熱注ぐ
<鋳鉄管製造技術の革新通じて生活インフラ整備に貢献>
<鉄管需要激減から、産業用機械の製造に進出。 自動車製造も>
<鋳鉄管の直鋳技術にも挑戦>
【主な関連企業】株式会社クボタ
「燃料報国」をモットーにディーゼル王国を築く
<石油発動機で農業の近代化を推し進める>
<世界で初めて小形ディーゼルエンジンの開発に成功する>
<優れた宣伝企画力でディーゼルエンジンの普及に努める>
【主な関連企業】ヤンマー株式会社
法曹界を出て一大鉄管メーカーを築くと共に、大阪工業会の基礎を作る
<弁護士の道を捨て、鉄管製造にチャレンジする>
<最新技術に対するこだわりと30年をかけた技術開発>
<大阪工業会を設立し、工業界の仕掛人として活躍>
【主な関連企業】株式会社栗本鐵工所
中山悦治(1883~1951)
薄鉄板製造からスタートして、銑鋼一貫メーカーへ
<労働者供給請負業から転身、亜鉛鉄板の生産で名声を博す>
<薄鉄板製造で業界に旋風を起こす>
<独力で溶鉱炉を建設し、銑鋼一貫体制を完成>
【主な関連企業】株式会社中山製鋼所
E.H.ハンター(1843~1917)
範多竜太郎(1871~1936)
父子2代でわが国造船技術向上に貢献
<海に囲まれた日本の造船業の将来性に着目し、洋式造船所を導入>
<経営の再建と先駆的な建造実績の蓄積>
<範多竜太郎による経営刷新と大型船建造技術の移入>
【主な関連企業】日立造船株式会社
椿本説三(1890~1966)
チェーンとコンベヤで動力伝達と搬送を革新
<町工場を買収して自転車用チェーンの製造に挑む>
<機械用チェーンに転換、新しい伝動装置をわが国にもたらす>
<高度成長期とともに、チェーンとコンベヤの用途を拡大>
【主な関連企業】株式会社椿本チエイン
小林愛三(1889~1982)
変圧器と溶接機通じ、産業の生産自動化・能率化に貢献
<柱上変圧器に特化。専門家、標準化による大量生産でコスト低減をはかる>
<柱上変圧器で国内トップメーカーの座へ>
<溶接機も手がけ、機械産業の自動化・能率化に貢献する>
【主な関連企業】株式会社ダイヘン
新田長次郎(1857~1936)
工業用革ベルトの発明考案で産業の発展を支える
<工業用革ベルトの製造に成功>
<海外の先進技術を導入し、製革事業の発展に取り組む>
<製革で蓄積した技術をもとにゼラチンなど事業を多角化>
【主な関連企業】ニッタ株式会社
まだまだ大阪の企業家を紹介していきますよ。クボタ、ヤンマーなど大阪を代表する会社が登場しました。
この記事へのコメント
そういえば晴明が丘南小は旧久保田邸とか。
そばに通称「久保田の坂」というのがあって大阪で1,2の急坂らしいです。
桜川を歩いていたらニッタと言う会社がありました。関係あるのかな。
そばに通称「久保田の坂」というのがあって大阪で1,2の急坂らしいです。
桜川を歩いていたらニッタと言う会社がありました。関係あるのかな。
Posted by アマデウス at 2014年06月21日 23:03
アマデウスさん江
桜川はニッタ(株)の本社ですよ。今の会長と副社長は新田という姓です。
桜川はニッタ(株)の本社ですよ。今の会長と副社長は新田という姓です。
Posted by nao道 at 2014年06月22日 01:36