2010年04月13日
安治川トンネル
北側の施設(ビル)・・・上の写真
昔は安治川の両岸は特に往来が盛んで渡船航路も多数あったようです。源兵衛渡という渡船場の跡から対岸まで設置されたのがこのトンネルです。源兵衛渡跡に1935年(昭和10年)から建設が始められ、戦時中供出された鉄材を受けてまで工事は進み、1944年(昭和19年)に竣工したんだそうです(ナント戦時中)。
両岸には古びた小さなビルがあり、そこに設置されているエレベーターや階段で下の通路部分に降りる方式。
利用料は無料。エレベーター運行は午前6時から午後12時まで。但し階段は24時間開放されているので、階段を昇降可能な歩行者ならいつでも通行OK。
北側から見ると・・・下の写真
現在でも安治川トンネルの利用者はかなり多いと思います。
生活用のトンネルとして、通学、買物、通勤などで利用されています。私は、この近くに勤務しているわりに、ごく稀にしか利用することはありませんが、昼夜を問わずエレベーターに乗る時に1人とかになったことはありません。必ず10人位は載って来ます。
しかも、たぶん地元の人はここを、「アジトン」と略して呼んでいます。
それくらい地域に根差してるということなんでしょう
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Posted by nao道 at 08:08│Comments(0)
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