2010年11月10日
平野橋
「地方役手鑑」などの資料によると平野橋は橋長61.8m、幅員4.1mとなっており、明治31年(1898)の架け替え時の資料にもほぼ同規模の橋であったとの記録が残されています。
現在の平野橋は昭和10年につくられたもので、逆ランガー桁とよばれるとても珍しい形式で、この形式の適用は当時世界で初めてでした。アーチ部材が細くスマートな印象を与える橋です。
大きな地図で見る
昔の町というのは、道を挟んで向い合った通りが町の単位でした。言葉で説明するより下の図で見ていただくとすぐに理解できます。道幅が狭かった時代は背中を向けている家より通りの向かいの家との付き合いのほうが大切で親しみがあったのでしょう。
顔と顔を突き合わせるのが昔の町のあり方でした。
下の図は、こんな感じというイメージです。実際に現行の住所は道で囲まれた部分です。4946!です。
Posted by nao道 at 11:51│Comments(0)
│八百八橋