2010年11月21日
瓦屋橋
江戸時代は橋長約38メートル、幅員約3.8メートルの木橋で、約15年おきという周期の早い架け替えが行われており、町橋として橋筋の町々により維持されてきました。
近代橋になったのは、昭和7年で橋長37.7メートル、幅員6.5メートルの鋼桁橋となりました。昭和41年3月架け替え、昭和45年3月歩道部拡幅され、平成10年橋面改装し現在に至ります。
寺島家は紀伊国粉河寺島の出身で、寺島姓はこれに由来しています。初代三郎左衛門は瓦職を家業とし、豊臣家から瓦の御用を受け、後に徳川家からも瓦御用を仰せつけられました。2代惣左衛門は元和元年(1615)、大坂南瓦屋町に屋敷地を拝領しました。3代五郎兵衛の後、4代藤右衛門のとき、寛永7年(1630)にその屋敷地の東北続きの土地に瓦土取場が与えられ、これを瓦屋藤右衛門請地といいました。
Posted by nao道 at 22:43│Comments(0)
│八百八橋