2012年04月27日
フジカワ画廊
フジカワビル(現在の正式名称)は、村野藤吾が画廊のために設計したというだけあり見どころは多いのですが、その後の村野作品の小規模オフィスビルの典型として、ガラス、ガラスブロック、ベランダの組み合わせにより一つのスタイルを確立した作品とされています。
堺筋のビジネス街に、その立地にどのような佇まいがふさわしいのかが追求され、そしてデザインされたのがこのガラスブロックとベランダが特徴的なファサードです。
1・2階北側は外観では全く想像できませんが、画廊スペースとなっていて約37坪の吹き抜け空間とロフトを備えています。
大阪市中央区瓦町1-7-3
設計:村野藤吾/村野・森建築事務所
竣工:昭和27年(1952)
施工:大成建設
構造:RC造、地上4階・地下1階
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Posted by nao道 at 23:51│Comments(0)
│近代・現代建築