O-TUBE

大正12年(1923)、大阪市が「大大阪」と呼ばれる経済的黄金期を迎えた時代、住友倉庫によって建設された今に残る数少ないレンガ建築です。平成11年(1999)に大阪市に移管されています。
昭和3年(1928)には、赤レンガ旧200倉庫と旧300倉庫の間に大阪臨港線の鉄道通り、ここから国内各地へ貨物列車が走りました。


赤レンガ倉庫のある築港一帯は、大大阪の玄関口として、人や貨物が行き交う海陸交通の結節点として大いに賑わいました。
しかし現在は、老朽化、耐震性の問題などから現在は非公開、フェンスが設けられ再生策が検討されています。


この赤レンガ倉庫を海岸沿いに西に少し進むと、小さな住友倉庫が目に入ります。
これがオモロイです。下の画像をよくみて下さい。


三菱・スリーダイヤモンドの社章の上に貼り付けられた住友井桁のマークが、大阪港の歴史とその物語そのもののように感じさせられます。