2012年07月10日
住吉の長屋
昭和44年(1969)、大阪に安藤忠雄建築研究所を設立し、個人住宅を多く手がけていた安藤忠雄の出世作となり、大規模な公共建築ではない小さな個人住宅として初の日本建築学会賞を受賞しました。
本作品以降もコンクリート打放しと幾何学的なフォルムによる独自の表現を確立し世界的に高評価を得ています。
しかし、安藤忠雄の原点でもあるこの「住吉の長屋」は、住宅建築として最も賞賛を受けたと同時に、最も非難を浴びた建築でもあります。
画像では判別できませんが、建物を3分割し中央に中庭を配置することで、伝統的長屋で見られる中庭、通り庭としての機能を持たせています。
そこで、この中庭の不便性が物議を醸しました。全ての部屋は中庭を通じて連続しているため、雨の日は傘を差して、また寒い冬場は寒さに耐えて部屋から部屋へと移動しなくてはならないのです。

当時は施主さんと安藤のオモロイやりとりがあったようです。
Wikipediaでドーゾ。コチラからです!

大阪市住吉区
設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所
竣工:昭和51年(1976)
施工:まこと建設
構造:RC造
個人邸なので、安藤忠雄の本とか、ネットの画像とか、拙ブログのこの記事で見て楽しむのがEかと思います。

Posted by nao道 at 23:53│Comments(0)
│近代・現代建築